[book] 新しいお金術
どもです。
今週いよいよ年に一度のビッグイベント、クリスマスがありますね!
ケドも、もうクリスマスがどうのこうのに関心が無くなって早十何年。
既に僕の関心はその先の年末でございます。はい。
今日は最近読んだ本のレビューでブログを更新です。
本日ご紹介する本:
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著者について
著者さんは、かの“暮しの手帖”の名物編集長の松浦弥太郎さん。
松浦さんのwikipedia はコチラ↓
… http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%B5%A6%E5%BC%A5%E5%A4%AA%E9%83%8E
実は、松浦さんへの興味というよりも純粋に本のタイトルに惹かれて買ったのですが、なんなんですか?この人のこの素敵な文章は!
読み進める内にどんどんと幸せになってくるようなコノ文章。
ステキです。ステキですよ、弥太郎さん!
本の内容
松浦さんのお金に対する考えを余すとこなく書いてる感じです。
お金を“お金さん”と呼び、まるで友だちのように大切に扱っていく。
そんな斬新な考え本書は始まっていきます。
働くとは、社会とかかわり、自分を役立てること。その対価がお金です。「社会から流れ込んできたお金を、自分がせき止め、私物化してはいけない。お金というのは社会のもので、いっとき自分のところを流れているだけなんだよ。だから流れを止めず、お金も社会も人も喜ぶ使い方を考えなさい。自分の手元にあるお金をどうかしこく使うか、そこがこれからどう生きるかの分かれ道になるよ」
改めてのお金さんとの対し方。
お金さんの使い方で、どう生きるかの分かれ道になる。
人生に大変なことは起こるし、どうしようもないマイナス、取り返しのつかない悪いことも降りかかってきます。だからこそ、いいことを見つけたい。ささいなことでいいから、素直な心で発見したい。
悪いことばかり見つめていたら、いいことが見えなくなってしまいます。だから目を背けても背けようがない悪いことは紙に書き出し、その横に必ず、なんとか見つけ出したいいことを書き添えていくと、視界がひらけます。
これはお金さんとのつきあいでも、自分の心とのつきあいでも同じです。賃借対照表を作ると、新たな視点が見つかります。
個人でも“自分株式会社”として生きていこうよ、という話の中での一節。
ちらほらと見え隠れするヨギーのようなお考え。。。
もしや、弥太郎さん、ヨギーなのでは・・・(違うかww。
しかし、良いこと、悪いことで賃借対照表を作ろうよという考え。
なんと斬新なんだ〜!!
いいときも悪いときもあって当然。どちらも一生続くわけではありません。どんなときも、自分の状況を知って適切に対処していけば、不安に支配されずにすみます。
まさにヨギーwww
仕事がうまくいかないとき、すべてが思うようにいかないとき、過ちを犯してつまずいてしまったとき、状況を打破するために必要なのは勇気だと思います。
勇気を手に入れる唯一の方法は、健康です。
現状を変えるのには勇気が必要。
だけど、その勇気を得るのに健康でなければいけない!
なんとも斬新、けども、言われると心の底から納得する。
健康って、ほんと大事だよね〜。
「農夫であれ」
僕の恩師が教えてくれて言葉です。
種を選び、土を耕し、種を蒔き、芽が出るのを待つ。水をやり、肥料をやり、葉っぱが出るのを待つ。日が照るのを待ち、雨が降り注ぐのを待ち、実がなるのを待つ。
どんな仕事であれ、農夫のごとく働きなさい。どこかに生えているものを獲ってくるのではなく、自分で土を耕して準備をし、自分で種を蒔きなさい。一息に収穫しようと焦らず、時が熟すのを待ちなさい。
農夫であれ!
長いことさまざまな仕事をしていて、わかったことがいくつかあります。そのひとつが、「嫌いなものは、絶対に自分のものにはならない」ということ。
僕もそう思います。
今年も嫌いなものを続けるのをひとつ止めました。
他人のしあわせを喜べる自分でいたい。
そうありたい。
最後に
お金自体の勉強のために買ったのに、お金のお話だけに留まらずどう生きるかの生き方まで網羅されており、凄く勉強になりました。
年の瀬のこの季節。
お金のことを整理しつつ、生き方までも整理するためにこの一冊を手にとってみてはいかがですか?
ではでは。